Blimp: ニッケル水素電池の実力を見る(132) 鉛バッテリー充放電(26) エルマシステム エコピュア12 効果は? (5)
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パラモーターのスタンダード;
パラモーターは趣味の世界とは言え、事故を起こすと社会的な影響も大きいし自分の命もかかっているので、ある一定のスタンダード(標準)を持つべきであると思います。それは次の3つのカテゴリーについて必要です。
1)機体のスタンダード
2)操縦技能のスタンダード
3)運航のスタンダード
1)について過去記事で述べてきました。次は2)操縦技能のスタンダードです。
前記事でJPMAのCⅠ CⅡの技量チェックシートを参考に掲載しました。
私の提案のひとつは、全国のすべての技量認定者が遂行すべき技量認定フライトのスタンダードを定めることです。
すなわち、技量認定フライトスタンダードです。
例ですが、このようなものです。
1)認定官と受験者の間で技量認定フライトのブリーフィングを行う。
2)その中でフライトコースとどのような技量を見るかのポイントを確認する。
(飛行前点検、地上でのキャノピーセッティング、上昇離陸、直線飛行、上昇下降飛行、360度旋回、タッチアンドゴー、緊急着陸、ストール、8の字高度処理、片翼つぶし、失速と回復、ナビゲーション、エンジンカット着陸、など)
3)受験者はフライトプランを出す。
4)認定官はそれについて質問をする。
例;最も高い高度の地上構造物もしくは地形は何か? 最大偏流角はどのフライトパスで何度か?着陸時に予想される風向風速は?フライトする機体の全装備重量は?
5)技量認定飛行を遂行する。認定官は無線で各チェック技量の開始を宣言する。
例;360度旋回開始、片翼つぶし開始、ポイントAに向かい到達後Uターンして戻れ、今エンジンカットせよなど。
なお、GPSでフライトパスを記録することを定める。良くも悪くも証拠になります。
6)フライト終了後、認定官は各技量確認項目についてコメントを出す(書類も)。
7)最終合否判定。
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パイロット証、技量認定証 CⅡ技量の内容です。
この中で自分の技量を再確認したいな~と思うのは:
1)上昇飛行時のピッチング、ローリング
立ち上げ時の左右のバランスが若干崩れるとローリングが起きます。ですから、どこまで安定したキャノピーの形をつくっての離陸できたかにかかっています。常にキャノピーが揺れる人は直す操作を訓練した方が良いと思います。
ピッチングは自分で作ることはまれと思います。ブローによるピッチングをどこまで安定的にコントロールできるかにかかっています。ひいてはツイストを防ぐコントロール操作でもあります。高度数メートルでも恐れずにパワーをコントロールする技量が求められます。
なお、ローカル地形や木々、障害物によるローター発生の方向には離陸・上昇しない判断力が求められます。
2)動力停止最終アプローチ
実際にクロスカントリーで緊急着陸となると相当緊張します。もしくはローカルでも風などで元の離陸場所に戻れないと分かった時も同様です。常に想定訓練をしたいものです。
おおいなる疑問
通常飛行とは違う事が起きたときの安全確保に関する訓練項目がありません。これはパラモーター界の重大な改善すべき項目と思います。
・緊急着陸想定訓練で適切に処理できること。(高度500m巡航飛行中、教官から予告せぬポイントでエンジン停止を命じられ適切に着陸できること-訓練で実際には着陸しませんが)
・離陸上昇時のエンジンカットで適切に着陸できること。(高度数メートルで教官から予期せぬエンジンを停止を命じられ適切に着陸できること)
・ストールからの回復操作ができること。(ストールとはどういうことかの体験が必要)
・片翼つぶれからの回復操作ができること。
ただし、適切な安全基準で作られたキャノピーと適切な組み合わせのパワーユニット(+本人の体重)を使わないと訓練で事故になってしまいます。
さらに本人が本当に対処できなければ教官が操作できませんので事故になってしまいますね。難しいところですが最低限、コンピュータグラフィックスとか図解などで、どのようなことが起きてどう対処すべきかは、技量認定証を与える前に教えるべきと思います。
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エコピア12の実力を検証しています。
装着2週間:1日おきの充電、結果は7Ahが10Ahに改善が見られる。
その後4週間:3日置きくらいの充電で放電した結果は7Ah。改善しないのでがっくり。
その後の1ヶ月:充電の頻度に問題があると考え、今度は毎日1回充電をして1ヶ月たちました。そして最後に3日連続して充電後、放電をしました。
その結果です。またしてもがっくり。
55分、4.5Ahでした。まったくぅ、単2のニッケル水素電池の結果より悪く、仕様の28Ahにはほど遠い。
これがエコピュア12をつけて5月7日から約2.5ヶ月間検証した結果です。
現象をまとめますと、
1)若干改善される場合もある。
2)充電と併用しても効果はそんなに出ない。今回は毎日充電したにもかかわらず結果は悪い。
3)効果のなさの原因を推定するに、若干の効果はあるが劇的にサルフェーションを改善する力はないので、このバッテリーのサルフェーションの悪さかげんに負けてしまう。
なお、今回の試験は推奨である車につけっぱなしで効果があるかどうかの試験ではありません。単純にスターターバッテリーの充放電を繰り返して放電容量を測定しただけです。
放電電流は5時間率である5.6Aです。
結論として、スターターバッテリーは容量を使う用途には全く向きません。ここまで だめとは予想を遙かに超えるものでした。
スターターバッテリーは放電をするとサルフェーションの起こりまくりのバッテリーなんでしょうか?
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JPMAのクラスⅡを取得しました(なぜ今頃かは後の記事に)。
ライセンスの入った封筒の中に入っていた「安全飛行への誘い」というチェックシートです。
「飛行環境」の項目は飛行前ブリーフィングの内容の一部ですね。
「離発着に十分な広さが確保できているか」は、機体の離陸性能と風の強さと方向にずいぶん影響されますので、単に広さがあると言うだけではだめです。あの人には十分な広さであっても自分にとってはそうでないかもしれません。自分以外の人の意見も入れると良いと思います。広さの意味には障害物がないか、も入ります。あるけど、避けて離陸するぞ~、、はかっこいいことでは決してありません。スタートの場所を変えるべきです。
「飛行前点検」は抜け落ちると困る項目を入れていますね。
「予定コース上に十分な緊急着陸場はあるか?」は緊急着陸場というより、安全に降りられるスペースがあるか?ということだと思います。その意味は、水の上であったら困るし、樹海の上でも困る、もちろん市街地しかないなどはとんでもないことです。高度300mで飛んでいるとして水平に600m以内に降りられるスペースを見つけられない場合はその区域を飛ばないことです。
「飛行目的を持って飛行しよう」ですが、飛行目的を持たない飛行はないと思うのですが、ボケッと飛びたい、これも目的ですし、、、でも、気の緩んだ何の点検意識もない飛行は避けたいと思います。それを避けるにはブリーフィングです。誰かに飛行プランを言いましょう。これだけで引き締まります。
プレフライトチェックの9番、「自己責任」ですが、だから周りが何も言わない、では、勝手にしやがれ、になってしまいます。ブリーフィングという形式で話し合いだけはしたいものです。「点検抜け」や、「危険度」の再認識ができますので。
「エンジンスタート前点検」の3番、「天候変化への注意」は、前日の天候確認で決まります。変化の可能性がある天候と分かれば当日は詳細な確認が必要となります。雲の動き、前線の動き、積雲の出方、マイクロバーストの発生可能性有無、サーマルの出方、つむじ風、ブローの出方と固まりの大きさ、ローカルの地形、温度、湿度、高度、風向、風速など、見ることと知識・経験が必要です。
騒音には十分配慮したいものです。また、地上の人から見ると、たとえ45度方向の高さでも見えたら「自分の真上を飛んでいる」となります。エンジン音がほぼ聞こえないとそのような印象はないものです(かなり高いはずですし)。
安全で楽しいフライトを!!!
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強力サーチライト、オーム電機のTL-404ハロゲンライト(黄色い方)です。
6V25W仕様のハロゲン球で1600m先まで光が届くという製品です。バッテリーが劣化しましたので開けてみると中身は6V4Ah仕様のシールド鉛バッテリーでした。
これをニッケル水素電池に置き換えることにしました。6Vには5本必要です。どの電池が良いか考えましたが、まず定電圧電源で6Vを出力しハロゲン電球の電流を計ると3.6Aあります。ですので少し高出力タイプニッケル水素電池でないとこの電流は出せません。eneloopは何とか射程内、EVOLTA、ReCyko+など他は無理です。高出力タイプのSANYO2700当たりが良いのですが、容量は2週間くらいで半分くらいになるし、少し放置すると劣化するので使えません。
そこでその前世代のSANYO2300を使うことにしました。
5本の電池ホルダーを作ります。このようになります。この裏に1本用ホルダーがあります。
なお、通常に販売している電池ホルダーでは3.6Aは流せません。これは米国KEYSTONE ELECTRONICS社製のホルダーです。
放電特性を計ってみました。
3.6A放電で行い、3Aで手動停止すると26分、1585mAhでした。電圧は5.3V程度(青のライン)。結果ほぼオリジナルのバッテリーと同じ持続時間で使えることが分かり置き換えを進めます。なお、多分ですが、電圧は最後まで落ちないのでこちらの方が明るいと思います。
うまく電池の変更ができました。なお、充電方式が12VDCからの定電圧方式になるので今後充電性能を測定します。
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7月9日、夏の太陽が照りつける気象条件、風はほぼ南西ですがサーマルでかなりブローが入ります。平均4m/s、ブローで5m/s以上。初心者には相当に厳しい条件ですがベテランです。
たまにキャノピーが大きく揺らされそうになり若干コントロールする。
シンク帯(沈む)に遭遇。高度が下がり樹との距離が近づく。フルスロットルでもそうは浮かない、、、いやですね。
左に旋回しして着陸コースに入ったところでブローを受けてキャノピーが右旋回に入る。おっとっと~ですね。
そこで逆らわらずに左をあきらめて直進し、新たな着陸コースを描いてコントロールする。でも先に障害物があるとあわてるでしょうね。
態勢を整えてランディング態勢に入る。
パラモーターとしてはかなり経験を要する風でした。
前日も同じような風で、あるフライトを見ていたら離陸の途中高度6m位でブローを受けた。そこですかさずスロットルをゆるめた。6mから落ちていくわけですから、、下はかなりひどいブッシュ(藪と木々)ですし、、、これは経験を要する高度な判断と技です。ブローが緩むとすかさずパワーを上げて上昇を継続します。落ちるかと思った、、、。
訓練をしていない人はこのような風にチャレンジしない方が無難です。
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(2)通常の運用機
練習機と何が違うのか?
軽飛行機でもそうですが個人の好みが入り、巡航速度が速い機体、室内が静かな機体、運動性能がもっと良い機体、室内装備が豪華な機体、計器装備が充実した機体、航続距離が長い機体、高く飛べる機体などです。
パラモーターにも室内以外ほぼ同じように当てはまりますが、もう少し巡航速度が速くて運動性能が良い機体を選ぶのが一般的です。しかしパラモーターはこれらの性能を望むと立ち上げ性能の劣化、キャノピー揺れの増加、挙動の敏捷性増加(早い修正がないとつぶれなどにつながる)、失速速度の上昇、着陸速度の増加、ユニット重量の増加、反転トルクによる機体影響度増加などの副作用をもたらします。
競技やインストラクターなど専門にしていない限り、機体の性能アップはほどほどにしておく方が、気楽にパラモーターを楽しむことができます。
海岸線でない通常の平地飛びでは、無風の立ち上げ性が非常に重要です。風速が落ちる夕方は天気図で前線がなく等圧線が穏やかな日であればかなり安定しているのでパラモーターの飛行三昧のコンディションです。この時に飛べなければ楽しみが半減してしまいますし、さらに無理をして機材を壊しては落ち込みます。
また、脚のパワーに応じた(歳に応じた?)立ち上げ性のある機体を選ぶことは最も重要です。
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