blimp: パワードパラグライダ-、モーターパラグライダー、パラモーター(220) TP80 エンジンのメンテナンス 長期保管後のメンテ
個人的な都合でなかなか飛べないので、エンジンのメンテナンスが必要です。
久しぶりにエンジンを野外に持ち出します。5ヶ月ぶり。
ハイオクガソリンを新しくオイルと混合して(40:1)、タンクに入れます。燃料系の内部のこびりつきと摺動面のあたりが心配です。
クランキングするとリコイルスターターの紐がグゥッと重くなり引ききれない。気温も4度Cですし、エンジン内部のオイルが固まっていると思われます。
無理にクランキングすると紐が切れる心配があるし、内部の摺動面に傷がつく可能性もあるので、力いっぱい引きません。
プラグを抜いて
さらにパーツクリーナーを吹いてピストンリングなどに浸透させます。

ガソリンをキャブまであげます。TOP-80はパイプをクチで吹いてタンク内圧をあげて行います。なおこの時、キャブのダイアフラムの部分をつまようじの頭などで押しておく必要があります。
あがってきました。
燃焼室をオイルとパーツクリーナーで慣らす効果を増すためにプラグを抜いたまま5回ほどクランキングを行います。
何度もクランキングする体力はないので、スパークがあるかも確認します。
効果があったのか、クランキングも楽でチョークを引きクランキングすると初爆が来ます。火花があり最初のガソリンがキャブから噴霧される、圧縮もある、この条件で爆発しないわけはない。
初爆が来たらチョークを戻すほうが良いようで(オーバーフローしない=プラグがかぶらない)、戻した後、クランキングします。ここからはがんばりですが、今回はすぐに始動しました。
アイドルを少し上げ気味にします。3000rpmくらい。少しプロペラが回りますが置いておいても大丈夫です。しかし、もし回転があがった場合の自立的負のフィードバック機能(=暴走を防ぐ機能)はないので止めたほうが無難ですね。本体を支えアクセル(ストップボタンが付いている)をもっておきます。
ストッパーをかけて3800rpmくらいで15分ほど慣らし運転を行います。
その後7000rpmくらいまで回転の上げ下げを繰り返し、さらに5分ほどのアイドルをしてメンテを終わりました。
私の場合ガソリンはタンクに1.5リットルくらい残します。エンジンを斜めにして保管すると1週間くらいはガソリンが落ちないので、次のフライト時にはすぐに始動することができます。しかし、この場合は1週間に1度くらいエンジンをかけたほうが良いと思います。
<参考>航空機エンジンの長期保管は厳密に条件が決められていて、通常半年が最大です。もう少し厳密にパッキングすると最長1年が可能です。保管用のオイルで洗浄をして後に空密にパッキングします。湿度記録計器(湿度が大幅に入ると色が変わる)を数箇所においておき、開梱前にその色を見て内部が大きい湿度にさらされたことがなかったか確かめます。開梱した後はダイナモにかけて性能を確認しなくてはいけません。
パラモーターの場合、6ヶ月が限度だと思います。飛ばなくてもがんばってメンテ用の運転したいものです。ですので、中古を買う場合は最後にいつ運転したかは重要です。
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