Blimp: ニッケル水素電池の実力を見る(306) 暑いのでポータブルファン 事務所で使える?
Blimp: ニッケル水素電池の実力を見る(306) 暑いのでポータブルファン 事務所で使える?
会社でクーラーが効いていても、ここ10年前くらいからは省エネが叫ばれて設定温度が高い。なので、ちょっと現場や外の外出で暑い環境から返ってきた直後は汗が引かない。
そのような環境のせいかオフィスでPCのUSB電源を利用したファンを机上で回している人は多い。
これはちょっと訳あり的なショップで見つけた商品。
何が良いかって、下部に氷の容器を持っていて室温より数度温度が低い風を送ることができる点。単4電池が電源で公称は90分。
一方、何で訳ありなのかを推定してみると、単4電池が電源となっているから。
これで概ね1時間ちょいしか運転ができないので、会社ではUSB電源が概ね無料で利用できるのに対し、一本80円としても1時間で320円が自己負担となる。これでは誰も購入しない。
ここはもちろんeneloop(充電可能なニッケル水素電池)を使うが220円x4=880円 これを1200回(公称2100回の寿命)で割ると一回当たり0.73円の電気料となる。
これなら許せるかも。
電池を入れて、いざ風を!!
ん!
まず感じたことは風量がほとんど出ない。これは4.8Vのせいかもしれないがそれでもそこそこ風量はあるべき。なのに、ほとんど吹き出し風を感じない。あーあ、また中国の哲学にさらされたか!!!
次に驚いたのが、どこにもON/OFFのスイッチがない、と思い説明書を読むが書いてない。
いろいろ探して分かったのが、上の両側にある白くて丸い突起。これを押すとOFFした。
これがスイッチ。出荷状態でONにしているからこうなってあわててしまう。これも中国流か。
考察するに、シロッコファンを使っている。これは風速は出るが、風の出る面積は限られる。要は、顔全体に幅広く当たる風を送れなく、全くのピンポイントの風ということ。風を広げる工夫もない。
全くありえない商品です。
中国の製品を好意をもって購入しテストしていますが、最近の私の記事の検証結果にあるようにあんまり評価は良くない。
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