カテゴリー「パラモーター」の420件の記事

2017年1月 1日 (日)

blimp: モーターパラグライダー、パラモーター(413) 2017年 Wish You a Happy Safe Flight

blimp:  モーターパラグライダー、パラモーター(413) 2017年 Wish You a Happy Safe Flight

 

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2016年11月27日 (日)

blimp: モーターパラグライダー、パラモーター(412) 心肺停止 いざというときのために 心臓マッサージ 心肺蘇生法

blimp:  モーターパラグライダー、パラモーター(412) 心肺停止 いざというときのために 心臓マッサージ 心肺蘇生法

2016年7月30日~9月4日に関連の記事を載せていますが、その後いろいろWEBを調べて心肺蘇生に関して自分に誤解が多いことに気づきました。

誤解が少しでも減るように、できれば誤解は私だけであったということにしたくて書いてます。

心臓マッサージ、心臓蘇生、この日本語がじゃまをしますね、といきなり責任転嫁してますが、、、

実は心肺停止の人を目の前にして、何が一番重要か? 心肺蘇生!!! それって何を目的にする?ここに大きな誤解があった。

目的は「心臓を再度 動かさせしめるため?」 「違います、これは完全な誤解でした。」

こう考えると実際のシチュエーションに出会った時、どうしたら心臓を動かせるのか、なんて迷ってしまい、講習などを経験していない素人には何もできません。

適当に心臓あたりを圧迫してもなんとなく不安。または時々、心臓よ動け!!なんて祈って手を止めて鼓動をチェックしてしまう。  

もしくは結局何も手を出せないで見ているだけ。

しかし、しかし、心臓停止して3分で生存率50%なので見ているわけには行きません。

何の目的で心臓蘇生を行うのか? 正解は「脳に血液を送る」、、これ一点です。

心臓を手動式灯油ポンプのように見立てて、肋骨の上から心臓辺りをめがけて押す、、これでいいんですが、ということは血液が心臓に入る間も大事とわかるはずです。

9月21日のためしてガッテンでも紹介され、要点がわかります。リズムとしては、「うさぎとかめ」のもしもしかめよ、はテンポはいいが血液が入る間が足りないとされていて、間があるのは「プリンセスプリンセス DIAMONDS」、そのほかに「365日の紙飛行機-AKB48」、「いつでも夢を」だそうです。

結果はどうあれ、これを続けることが大事です。

心臓が再度動いたどうかの確認はする必要がありません。そして救急救命士や医者が到着して引き継げるまでやり続ける、これが大事なことです。

もうひとつ追加したい目的は、「脳へのダメージを避けてIQ低下や体のマヒなど救命後の後遺症を出させないこと」、これです。

ダメージについて命との比較はできませんが、そうは言っても、ということがあり、措置をする限り最善を尽くしたいものです。

私も早急に機会を見つけて救命措置の講習を受けたいと思っています。

誤解は 「心臓を動かす」 でした。

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2016年10月31日 (月)

blimp: モーターパラグライダー、パラモーター(411) 電動パラモーターユニット

blimp:  モーターパラグライダー、パラモーター(411) 電動パラモーターユニット

開発を進めている電動のパワーユニットの記事、7月19日以来の記事になります。

現時点での進捗ですがパワーユニットの肝心な部分は完成しました。現在電池を収納する電池パックの製作を進めているところです。

日本では騒音問題でエリアをクローズせざるを得ないところも数多く、このユニットがその解決の一つ結論となることを期待して開発中です。

私、自身の事故で開発が遅れてますが、今後加速していきます。

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2016年9月 4日 (日)

blimp: モーターパラグライダー、パラモーター(410) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す   結果は墜落 (6) 事故例 事故原因の推定 まとめ(2)

blimp:  モーターパラグライダー、パラモーター(410) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す   結果は墜落 (6) 事故例 事故原因の推定 まとめ(2)

9月3日記事からの続きです。

原因のまとめに入る前に、同じような墜落事故の例を私の知る限りでおさらいを。

1)2014年2月:
我々のいつもの離発着エリアから少し離れた田んぼから飛び立ち、北西方向の湖岸に近くまで飛んできた所で風に振り回されて墜落した。詳細レポートがないのでそれ以上のことはわからないが、かなり振り回されてパイロットはブラックアウトこそしなかったがパラモーターとしては制御不能であった。

同じエリアであり、たまたま私が飛びに行ってなかったので目撃しなかっただけ。今から考えると、場所が近いだけにもっと状況を知るべきであった。

2)2010年(±1、記憶があいまい):
関東で私と一緒に良く飛んでいたPさんが四国で墜落した。情報はほとんどないが吉野川の上空付近で、風はそんなに良くなかったようだが、回復の手段もなく墜落してしまった。

私の知る限りの事故例で、墜落の原因やシチュエーションを分類し
・能動的な原因(スパイラルの練習とか)
・離陸直後のタイミングで低空から墜落
・着陸ルーチンで低空から墜落
・海面や水面を低空で飛びエンスト墜落
・明らかな操縦ミス(失速とか障害物に当たるとか)
・ベルトなど安全装備の装着ミス
・電線などにひっかける
・釣り下がっているユニット側のツイスト
・キャノピー側のツイスト(フラットスピンなど)
・パラモーター同士の空中衝突
・キャノピーの劣化(変形、ライン切れなど)
・近く(数百メートル)からの地形(林とか建物とか)からくるローターによる外乱によるもの
・パイロットの身体的異変(心臓の変調とか)

これらが原因と思われる事故を除くと上記の1)と2)の例くらいしか思い当たらない。この2事例で原因に関係すると思われる共通点は、飛行ルートの近くに(10km+αの範囲内で)1000m級の山があって、比較的風がある日で、10ノットくらい(5m/s)以上の風があり、飛行ルートで山との関係した風の影響が考えられること。

・比較的高い山に風が当たって起きるウエーブによる気流の乱れ

を追加する。

今回の墜落原因についての私の結論は、これになります。目前の山は北側で333mと424mだが、直前の飛行では南西側1.2km付近、高度423mくらいを西に飛んでおりこの時に東の風を受けている。このことは目前の山よりも北西向こうの1000m級の比良山などの影響を受けていて、いわゆるウェーブとローター、このメインの北北西の風とこの東風がぶつかって乱流を作る可能性が高く、これに巻き込まれたことが原因、と推定される。

<今後、この種の事故をどう避けるか>
・飛行ルートから距離をチェックし、1000m級の山が(10km+α)範囲内にある場合は、まずもって、風が2m/s以下の条件で飛行可とする。これ以上の風では飛ばないこと。
・「山に近づかない、風下はだめ」と常識&一般論で言いたいところだが、10km超の距離を考えた時、山に近づかない飛行ルートなんて、海風を除いて日本ではそう見つからない。結局、内陸部はウエーブ的な影響を予測して、その影響を排除したルートを飛ぶこと。
こうするしかないが、予測が難しければ風が弱いときに飛ぶ、、これしかない。
・なお、メインが2m/s以下でもサーマル風で2m/sを越すことがあり、この場合はウェーブの影響は少ないが、一方、サーマル風の突発的な影響を考慮する必要があり、事は簡単ではない。

<参考1>

比良山は1174m。この場合はローターは300m~800mくらいに発生。

E5b1b1e5b2b3e6b3a2_2山岳波(ウェーブ)(プロフライヤー呉本圭樹さんのブログより)

<参考2>

5f972885気象予報士Kasayanのブログより

<参考3>
「比良八荒」は、比良おろしの時節を限定した一種であるが、この風が吹くときは、比良山系の南東象限において強風となる。しかし山を吹き降りた気流は、湖面で跳ね上がるため、斜線の部分で風は弱くなる。ところがこの気流はふたたび吹き降り、野洲(やす)付近で強風となる。(日本大百科全書(ニッポニカ)の解説より)

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2016年9月 3日 (土)

blimp: モーターパラグライダー、パラモーター(409) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す   結果は墜落 (5) 今回のショッキングなこと(2)  事故原因の推定 まとめ

blimp:  モーターパラグライダー、パラモーター(409) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す   結果は墜落 (5) 今回のショッキングなこと(2)  事故原因の推定 まとめ

8月27日記事からの続き

4つ目のショッキングなこと: 緊急パラシュートを開けなかったこと。

客観的な証拠は緊パラが体とともに湖面に落ちていたこと。落ちているときの記憶がなくて原因は不明だが、推定としてはキャノピーが異常事態になった時にユニットの姿勢も体も既に異常な状態で緊パラのフックを持って開けなかった、または、頭がブラックアウトしていたことが考えられる。

5つ目のショッキングなこと: やっぱり、Universalが回復不能なくらいつぶれたこと。

ユニバーサルはヨーロッパ規格のEN-Bを取得している比較的初心者向けの機体。EN-Bは「趣味または週末パイロット向け」と定義されている。ただし、この認証ではトリムを使ってない状態のときで、トリマーを開けるとどうなるのかの情報はない。今回の状況でのトリムナンバーは13であり全開のほぼ半分なんですけどね。

さて、事故原因推定の記事も5回目になった。ここまでいろいろな証拠も集め、GPSデータも解析し考察してきた。ここで原因を対処アイデアも含めてまとめてみたい。

<続く>

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2016年8月27日 (土)

blimp: モーターパラグライダー、パラモーター(408) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す  結果は墜落 (4) 今回のショッキングなこと

blimp:  モーターパラグライダー、パラモーター(408) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す  結果は墜落 (4) 今回のショッキングなこと

1番ショッキングなこと: なんといっても天気だろう
これがアメダスの実際のデータ

20160718

これが南小松地点の実際のデータ
20160718

ここは標高90mにあり湖面が86m、12:00のデータで東南東1.6m/s。私のフライト高度が400mちょいなので300mくらい違うが地表がこのように比較的穏やかなのに高度300mが大幅に違うとは考えにくい。

windytyの予報データ

Iwindyty_ozone300m
windytyではアメダス実データに示すようなホントのローカルな予報はできない。

何がショッキングかって、上のような風の状況なので、キャノピーが突然つぶれるほどの何か突発的な気象状況が起こるなんて到底想像できない。なのに現実に墜落してしまった。ここがホントにショッキング。

なお、おおむね北西方向の風なのに、なんで南小松だけ東なの?と言う疑問は残る。

2つ目にショッキングなこと: BEWAVEのライフジャケットが自動膨張しなかったこと。
どうもCO2ボンベがなかったようだ。装着されるべき位置にも、さらにどこにもなかった。少なくとも回収されたライフジャケットは膨張していなかったし、ボンベもなかった。いつ外れたのかは不明。ユニットはいつも車載で月に500kmくらいは乗っていたが、通常の車載移動で抜けるというのも考えにくい。原因はわかりません。

船舶検査では明確な使用期限はないようですが、自主点検と言う意味ではボンベは製造年月日から3年の使用期限を推奨しているようです。私の場合、超えてます。

ボンベのところを含めジャケット機密の点検もしていない。

3つ目のショッキングなこと: ユニットのディスタンスバーが左右とも同じ右方向に20度くらい曲がっている。

なぜこうなったのかずっと考えていたが、消去法でこうしか考えられない。

A) 水面からの直接の衝撃で曲がった。
B) 私の体が水面から衝撃を受けて、その力が加わった。
C) 空中で落下中、キャノピーがばたつき、ライザーが急激にディスタンスバーを引っ張った。

他に考えられますか?

反論:
対A) ジュラルミン系のアルミパイプの棒をバットのように振って水面にたたきつけてみてほしい。これくらいくらいでは曲がらない(はず)。スキーのストックで試すとわかる。また、一方が水面の圧力を受けても反対側はその瞬間は水面から遠く、水に当たる0.1秒後はいすや私の体などの邪魔もあり衝撃は減じられている(はず)。

対B) 私の体の衝撃なら、片方だけに加重がかかるはず。実際は左右両方に均等に加重がかかっていて、同じく右方向に曲がっている。

対C) 空中でキャノピーがばたつき一瞬開くなどで、ライザーからディスタンスバーに瞬発力を受けて急激に上方向に引っ張り上げたとしても、私とユニットは空中浮遊状態で、回転モーメントや重量の慣性力(F=mα、F力 m質量 α加速度)しか対抗できる力が発生せず、これが大きいとは思われない。この力でこのパイプは曲げられないと思う。

ならば、他の可能性は何か?  1つ思い浮かぶことは、考えにくい面もあるが、結局、
D) ユニットと私が湖面に落ちる瞬間にユニットと私が湖面から強いモーメント力(回転角加速度)を受けて、その瞬間、キャノピーはまだ浮力を持っていて対抗力があって、したがって、ものすごいモーメント力がディスタンスバーに働いて曲がった。
ペラが大きく破損していることも、この激突の瞬間、斜め入水の証拠ですよね、ガードが大きくねじ曲がったんだと思う。

D) の場合、私の体も相当なダメージのはずですよね。

実はそれなりの危機的なダメージが、、、、、この話は又の機会に。

D)のもうひとつの証拠はキャノピーの前部が7箇所くらい内部のバテン部の縫い目が引っ張られて、結局、前部の断面翼型が膨らんでしまうように裂けている。ライザーからもすごい力を受けた証拠ですね(前記事参照)。

<続く>

(この記事は8月23日からの続き)

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2016年8月23日 (火)

blimp: モーターパラグライダー、パラモーター(407) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す   結果は墜落 (3) 事故原因の推定

blimp:  モーターパラグライダー、パラモーター(407) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す   結果は墜落 (3) 事故原因の推定 

8月6日記事以来で続きです。

体と精神的な回復に時間がかかってますが、少ない残されたGPSデータを解析しています。

記憶はないが自分の飛行の傾向やくせ、考え方は当てはめられるので考察を進める。

Image9s

この軌跡を見るに、いつものとおり日野川沿いに飛行して琵琶湖に出たら彦根方面に向かっている。風は、前回の記事に掲載、概ね北西から2.5m~5m/sの風。実際はもう少し北よりかも。

11:24:50
出発。330度方向に離陸している。 20秒後には280度方向。その後しばし西に向かい徐々に北上。5分後には方向0度、その時の速度は29km/h。その後ちょい蛇行するも川に沿ってしばらく北上している。
通常、トリムは20%くらい(番号5/最大24)で離陸する。このままでは対気速度が37km/h位。遅いので通常は50%くらい(番号12)にし、対気速度は45km/h程度。
この北上飛行のGPS記録は対地速度30km/h。50%にしていないと向かい風を受けているのでこの速度は出ない。
事実:回収されたキャノピーのライザーを見るとトリムは13付近だった。

11:32:54
東方向にターンした時刻。高度255m。このあたりからクロカンモード。

11:40:05
東に飛行していて北に旋回した時刻。このターンは若干不可解、、、。このまま北東方向に上昇を続け、長命寺山の東側を抜けるがいつものコース。この時はなぜか長命寺山333mに向かっている。この時の高度は375m。山の頂上を越えようと思って北上し上昇したかったのかも。

11:41:01
上図の一番上の円の右端におり、ヘッディング0度、高度は428m。ここで不可解なのは、このまま北上すれば良いのになぜか左に旋回している。その北側は奥島山で標高425mなのでもうう一回旋回してもう少し高度を取りたかったかも。

11:41:10
ヘディングは244度、速度は47~51km/h。高度423m。この西への飛行は、高度はとれてないのでエンジンは吹かしていない。一方、速度が上がっている、ということは風は北からでも北西からでもなく若干北東よりであり20度くらいかも。しかし追風は1m/sもないが、主方向の風が北西なのでおかしいことはおかしい。何かある。

11:41:20
ヘディングは198度。位置は上図の赤マイナス記号付近。高度429m。この時キャノピーに異変が発生。

11:41:25、高度399m。5秒で30m落下。

11:41:30、高度305m。5秒で94m落下。

11:41:35、高度232m。5秒で73m落下。

11:41:40、高度134m。5秒で98m落下。湖面まで48m。

11:41:42、高度117m。2秒で17m落下。湖面まで31m。

(GPSデータがないが、おおむね11:41:44に湖面に墜落しているはず)

<墜落原因の推定>
原因の仮定1: キャノピーに亀裂などの不具合。
判断:前回のフライトが内灘のクロカンで2時間半の正常飛行。今までシンフォニーを5年乗った感じでは、その時やその後の保管に問題があったとは考えにくい。また、このユニバーサルは2年弱でフライト回数も30回程度。

事実:キャノピーを調べると前側インテークの内側に何か強い力が加わったと思われる縫い目の裂けがある。左右のどちらか片側に寄っているわけではなく、概ね前部の7か所。これが飛行前からあったとは考えにくい。それ以外の箇所に不具合はなかった。

Dsc03860s

Dsc03853s
こうなった原因の考察は次の記事にする予定。

原因の仮定2: なにがしか乱流などの不測の風。
判断:アクションカメラの映像を見ると海風のような全く平穏な風ではなく、若干のガストを伴っている。しかしこれが原因とは思いにくく、これくらいはいくらでもある。一方、少し気になるのは西方向飛行時に追い風を受けたこと。

推定としてこの奥島山の北側から西風が回り込んで南側に回りこの付近で少し東よりの風になったかも。これは何を意味するかですが、主方向は北西の風なので、どうしてもこの付近はぶつかって乱流になる。

もう一つの可能性は、蓬莱山からの直接の乱流。ヘディング198度で異変が起きているので、主方向の北西の風が蓬莱山からきており、この時キャノピーは右斜め後方からガストを受けることになる。

事実:通常右が潰れれば左が前に出て、見上げれば反時計回りになる。しかし、ライザーのねじれを見るとキャノピーは時計回りに回転している。しかし、このねじれが直ちに初動の潰れと同じかどうかの判定はできない。なぜなら落下途中にどうスピンしたかの客観的証拠はないから。

結局、初動にどっちが先に潰れたか確定的ではないが、左が先かもしれない。これは上述の西方向乱流、蓬莱山の風が原因説とは合わないが、奥島山の回り込み乱流であれば、東から追い風を受けていて、さらに左に曲がろうとしたときに左潰れの確率が大きいように思える。しかし、1m/sくらいの追い風なんですけどね。

原因の仮定3: 操作のミス
判断:クロカンモードに入っており、大きな操作はしないはず。そしてよじれた状態のライザーを見てもブレークコードの引きがないことから能動的なミスはないと思われる。受動的ミス、すなわちキャノピーの異常に対応できなかったことが考えられるが、西に連続して緩旋回をしていることからブレークコードの手放しも考えにくく、結局キャノピーの異常に気が付く暇もなく、パワーユニットごと大きく振り回されたのではないかと推測する。かなりの加速度も考えられ、また、一瞬のあて舵ができなかったとも言える。

以上、あんまり参考にならないかもしれないが、結局は何らかの乱流的な風が原因でキャノピーがフラットスピンに入ったとしか考えられない。

対気速度が45km/hくらいで飛行していて、追い風1m/sあるが、単に対地速度が約4km/h増えるだけであり何の関係もない、なのにこうなるか、、という驚きの推定結果です。瞬間的にきついガストがあったんでしょうね。普通、そうであれば飛行中に何らかの兆候を感じられるはずなんですけどね、、、今はため息しか出ない。

さらに、再びこうならないようにどうしたら未然に防止できるか、の解が見つけられなくて困っている。

<続く>

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2016年8月 6日 (土)

blimp: モーターパラグライダー、パラモーター(406) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す   結果は墜落 (2) 原因の推定 ビデオ映像 フラットスピン

blimp:  モーターパラグライダー、パラモーター(406) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す   結果は墜落 (2) 原因の推定 ビデオ映像 フラットスピン

7月18日は普通のクロカン飛行を行っていただけに痛恨の結果になってしまった。

証拠類を探すが、自分にわずかな記憶しかなく、そして残念ながら足につけていたDJIのOSMOビデオカメラをなくしてしまった。

また、頭に付けていたアクションカメラにはわずかな映像しか残っていなかった。

まずはここに掲載する。

いつもの風景だ。いつもは高度60mくらいだがこの日は300mを超えて飛行している。

原因と何が起こったかを推定するに

Image9s

この日の予測は平均5ノット、ガストで10ノット。
Windyty_wind

最後の飛行方向は南方向に近くここで右翼が右後方からガストを受けた(推定)ために失速して翼端折りみたいになった(目撃者は翼端が折れたように見えたという)。

通常、ユニバーサルはこの状態でも急激なスピンに入ることはないが(利尻島フライトで着陸直前に左半分が折れたが何も起こらなかった)、今回は、巡航飛行のパワーを入れておりそれが影響したと思われ、一気にクラッシュになってしまった。

そのままフラットスピンに入り(推定だが、ライザーはねじれていた)、340mを22秒で落下してしまった。

一般的には巡航飛行をしていればキャノピーはそれなりの剛体であり外乱には強いはずが、琵琶湖の風でこうも簡単につぶされたのは驚きだ。

ひとつの推測として西側の蓬来山などからのウエーブ的な乱流が考えられる。

(この記事は7月30日からの続き)

 

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2016年7月30日 (土)

blimp: モーターパラグライダー、パラモーター(405) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す   結果は墜落 (1)

blimp:  モーターパラグライダー、パラモーター(405) 琵琶湖クロカン 2時間以上のフライトを目指す   結果は墜落 (1)

まずもって湖上で救助いただいた方々、ドクターヘリなど関係機関の方々、病院の方々を始め多くの方々に感謝申し上げます。また家族をはじめ関係の方々に大変なご心配をおかけしました。改めて御礼申し上げます。

2週間弱でなんとか体の回復まで持ち込め、ありがたさを感じております。

このサイトは自分の記録もありますが、大きくは同じような趣味の方々の安全を願っており、そのための有用な情報を提供することも目的です。

今回の出来事はこのサイトを始めて以来の一番大きなことになりました。

今回は手元にある客観的データを載せようと思います。実は私の頭にはフライトの記憶がありません。人間は大きなインパクトがあるとその前後の記憶を残さないように作用するようです。

1.フライトの高度・速度・時間
Image1

高度の最初はおおむね85mを示しており、湖面の高度が86mなのでそのためグラフの値から85m引いた値が実際の地上からの高度となる。

正常飛行からおかしな兆候がが出たのが11:41:21ごろと推定され、対地高度は約340mになる。

2.場所とフライト軌跡
Image9
場所は滋賀県近江八幡市の琵琶湖側の湾。

3.当日の風
Windyty_wind
windytyのデータ。記憶でも前の日の予測で平均5ノット、ガストで10ノットと記憶している。近くに長命寺山、高度333m、奥島山、高度424.5mがあるが風向き的には関係していないことになる。

4.軌跡とGPSデータ
Image11
このグラフは左右に平べったくなっているが、要は墜落直前の11:41:16は220度の方向に速度52km/hで飛行している。その5秒後に異変が起きている。そのときの進行方向は187度、速度は31km/h。

5.湖面への衝突
  衝突したのは11:41:43と推定され、340mを22秒で落ちたことになる。15.5m/s、となり55.6km/h。これが垂直方向。さらに回転方向があり、データで見ると秒速12mから17mが示されており実際には60km/h以上で湖面にすべるように斜めに突っ込んだと推定される。

体の物理的ダメージから推測して速度はもう少し低いと思われるが、今回、気を失うというダメージがあったので、さもありなん、という考証結果になった。

<簡単説明>
今回はいろんなことを検証しなければならず、詳細は今後になるが、
・6月3日以来のクロカンを予定しガソリンを約9L積載していつものように飛び立った。
・風の予想は、5から10ノット。現地に立ってもそんなに何かリスクを感じさせるような風ではなかった。
・原因としては、時間が立ってもそんなに進展は認められないと思うので、現時点で推定すると、ひとつは湖西側に蓬莱山などの比較的高い山があり、そこからのウエーブ波を受けたのではないかということ。
・ただ、なぜ回復できなかったのか、については今後の考証になる。

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2016年7月 2日 (土)

モーターパラグライダー、パラモーター(402) 石川県内灘 千里浜 その向こうへ 2時間31分の飛行 (2) 金沢医科大学病院 4K映像 OSMO

モーターパラグライダー、パラモーター(402) 石川県内灘 千里浜 その向こうへ 2時間31分の飛行 (2) 金沢医科大学病院 4K映像 OSMO EDIUS Pro

内灘から千里浜へのフライト。

出だしは金沢医科大学病院の横をフライトする。

<簡単説明>
・100インチのプロジェクターで見ると実際に飛んでいるかのような錯覚になります。

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